アルミホイール修理は自動車からバイクまで

アルミホイールの修理に関する事なら、自動車からバイクの事まで色々と教えます。

バイクのアルミホイール修理バレル研磨の繊細

バイクのアルミホイール修理の中には、バレル研磨という方法があります。
この研磨の詳細は、バレル容器に工作物やメディア、コンパウンド、水を入れてバレルに回転運動や振動を与えて研磨する加工法のことです。
振動型バレルや遠心流動型バレルなどがあり、この方法では主に切削、プレス加工品のバリ取りや鋳物の表面仕上げなどに使用されます。

アルミホイール修理でのバレル研磨の詳細は、車のホイールと違い2輪だとホール穴がないので、この研磨をするときにはホイールに合した研磨用のアタッチメントのジグ作成から行います。
そのため作成に時間がかかりますが、ジグが出来るとスーパーポリッシュバレル研磨(2次元、3次元)が可能になります。

最初は、フロント、リアーのベアリングを外し塗装剥離とブラスト研磨を行い、ハンド研磨のBBFバフポリッシュ仕上げをします。
この前処理の後に、ハンドバフでのコンパウンド痕やバフ傷、バフムラ、バフ焼けペーパー目などを綺麗に磨いて、専用ジグの二輪用のアタッチメントを、研磨機にセッティングしバレル仕上げとハンドバフとを繰り返し行います。

バレル水槽の中で数回磨いていくことで、ホイール側面も綺麗になります。
バレル用のジグがあれば、3次元研磨の丸磨きなども出来ますが、両面仕上げになるので4輪よりも費用が高くなります。